胃下垂と肩こりの関係

コリとは筋肉又は筋膜が硬直して、血行不良を起こしています。

血行不良ということは血液中の酸素や栄養がその部分に届いていません。
つまりその周辺は栄養失調で筋肉の弾力は益々無くなり、硬化していきます。

筋膜は全身を一枚のシートで覆うように皮膚の下にあり、肩にはそのシートがお坊さんの袈裟のように掛かっています。肩は筋膜が重力によって伸びきり、胸郭の骨格が傘を閉じるように下がってしまうほどの状態になって、可動域も狭くなって呼吸活動も十分出来ない程になります。

この全身を覆うシートに栄養が行かなくなり、胃や内臓をハンモッグのようになって吊り上げていた筋膜も弾力が無くなりって胃下垂となります。すると肋骨の形も内臓が無いために膨らみが無くなり、胸の厚さが薄くなります。こうなると、気力が出ず、うつ病に近い状態や、体を動かすだけで痛みを感じる様な、肩こりに発展する場合もあります。

人体のような柔らかい組織が立っていられるのは、弾力のある筋肉がお互いが引き合って、均衡のとれたバランスポイントを瞬時に連続的に探すから立てるのですが、部分的に硬直した筋肉(コリ)があれば体全体のバランスを崩しコリの連鎖を生み出します。
しおれた植物も水をやると細胞の中に十分な水が入り、細胞同士がお互い支えあって「ピン」と直立するのに似ています。