胃下垂の原因 その1 骨盤の歪み

胃下垂の人は、骨盤全体、あるいは片方が下がり、背中全体が張って猫背になっています。だから、足を投げ出して座る(長座)ことが苦手です。それと同時に前かがみの姿勢となり、姿勢を良くしようと背筋を伸ばそうとするとおなかから首筋にかけて緊張があります。

上向きに寝て腰骨の位置や左右の高さの違いなどを探ってみましょう。
EPSON001.JPG
@体をねじるのが辛く長座が苦手の人。
A脚の指が反っている人。外反母趾の人。
Bふくらはぎやアキレス腱が痛い人。 

C垂れ尻の人。硬い椅子が痛い人。
 
なぜ骨盤が下がるのかと言えば、胃下垂の原因その3の筋膜への栄養失調によるものと言えるでしょう。

胃下垂の原因その2  胸郭のつぶれ・側湾症

  胃下垂の方は胸郭が潰れるように肋骨が歪み、背骨もカーブしたり(側湾症)しています。肋骨の左右の形を自分の手の平で探ってみましょう。大抵の方は肋骨の脇の部分がとがっていたり、左右のバランスが狂っていたりします。

  整体で胸郭を整える手技は、私の勉強不足かもしれませんが、書籍などに掲載されたものに出会った事がありません。つまり、胸郭の潰れによって引き起こされる様々な症状については研究は『これから』あるいは『問題視されていない』と言う事を意味します。

  この胸郭の潰れ・側湾症は 胃下垂の原因である事はもちろん、胸いっぱいに空気を吸い込む事すらできず、体中の細胞が酸欠になっています。

  胃下垂に限らず、動悸や息切れ、呼吸が浅い、ホットフラッシュ、低体温、だるい、慢性疲労、気鬱、内臓の機能低下、頑固な肩こりなど、不快な症状に悩まされている方、胸郭のつぶれと関連がある場合があります。

 どうして胸郭がつぶれるような肋骨の形になってしまったのかと言いますと、骨盤などの全身のネジレも影響しますが、パソコンやゲームなどに向かって長時間不自然な姿勢で固まったようになっていることも原因の一つと考えられます。

胃下垂の原因その3  胃を持ち上げる筋肉の栄養失調

  胃や内臓は、まるでハンモッグに揺られる赤ちゃんのように、それを吊り上げる筋肉や筋膜に包まり、互いが絡み合わないように整理整頓されています。

  この膜は全身を包んでいるのですが、体のねじれなどによって毛細血管が圧迫されて血行不良が起き、筋肉や膜組織に栄養が行き届かなくなります。

 そして、筋膜たちは内臓を所定の位置に保持する事が出来なくなり、胃下垂はもちろん、やがてそれは大阪の食道楽人形の空気の抜けた状態のように、全身がだるく、立っていることさえできなくなるほどです。

 そしてこのことは栄養の消化吸収の能力が落ち、ますます筋膜の栄養失調は進み、負のスパイラルにはまっていくわけです。

 (上記の考え方は医学ではなく、スペースアカシャの実践の中から推測した胃下垂   に対する解釈です。)